コンプレッションとは
コンプレッションはゴルフボールの硬さを表す基準です。
糸巻きボールが全盛だった頃、コンプレッションは100,90,80などの表記がされいました。
昔、コンプレッションは、同じ種類のボールの硬さを区別するのに使われていました。
一般的に、男性用はボールNoが黒文字、女性用は赤文字という具合に区別されていました。
コンプレッションの数字にだまされるな
最近、コンプレッションが復活してきているが、その使われかたは、以前とは少し違がうようです。
コンプレッションの測定は、ゴルフボールを機械で挟み変形させ、そのときの力と変形する度合いで硬さを計ります。
しかし、メーカーが違えば、この測定法も基準も異なる為、コンプレッションの数が同じだからといって、ブリジストンとダンロップのゴルフボールの硬さが同じとは限らないのです。
そのため、コンプレッションとは、同じメーカー同士のボールを比べる場合の目安と考えてたほうがよいでしょう。
昔は同じ種類のボールの硬さを区別するために使われていましたが、現在は、同じメーカーのゴルフボールの硬さを区別するために使われると考えたほうがよいでしょう。
昔のツーピースボールは硬かった
昔のツーピースボールは石のように硬かった記憶があります。
特にトップフフライトは硬かった!
その当時の技術では、コア球の変形を抑えるためには、硬いカバーでないと耐えられなかった上、コア球も今に比べれば硬かった為です。
当時、ツーピースボールが敬遠されたのは、この感触の硬さが原因だったのです。
「飛ぶけれど硬い」、「スピンが掛からない」といった不満を持つゴルファーが多かったため、
ツーピースボールのソフト化が進んだと言えます。